ア・リーグ初の黒人選手
ローレンス・ユージン・ドビー(Lawrence Eugene Doby, 1923年12月13日 - 2003年6月18日)
再現年度…1962年(打率.225 10本塁打 35打点)
査定
基礎能力とか
外国人選手についてまとめた書籍でも統一されておらず両方の表記が見られる。
当時の中日のイヤーブック*1では右投という表記なのでさすがに…ということで右投に。
ただ、中日のユニフォームを着用していてグラブのようなものが見切れている写真があり、ここでは右手につけているようにも見える。結局どっちだったのかは分からん*2。
成績はニュークと比べて見劣りするが、 来日がニュークよりも1ヶ月ほど遅かったため、適応しきれぬままシーズンが終わってしまったというのも大きい。しかもブランクは三年。日本での成績を見ただけで「活躍できなかった」と表現するのはどうなのかなぁと。(ニュークと比べて荒さはあるが)凄みはドビーの方があったという記述もあるのでそこも意識。
衰えるので基礎能力は気持ち高め。
本当は外野メインにしたいんだけど、結果的にこうなりました。
ケガしにくさF、回復F
シーズン中、死球による故障や肉離れで戦列を離れたり。それとブランクの長さ。
全体的に強めにした分の調整みたいなのもある。
走塁C、送球C
脚力は衰えても走塁のカンでカバー出来るという評価(三塁打も1つ記録)。引退の動機は足の故障であったらしいしランクを下げるのも考えるところだが、調査の結果問題はないと判断して獲得したという点や基礎能力低い点を考えて。
守備も走塁同様衰えは隠せないものの、正確なスローイングを見せていたらしい。まぁいいんじゃないかな。
逆境○
ジャッキー・ロビンソンに次いでMLB2人目(ア・リーグでは最初)の黒人選手。というだけでもつけていいんじゃないかとも思ったんだけど、日本でも三振したときなどにヘルメット叩きつけるといった闘志を出すタイプだったらしいので。
悪球打ち、強振多用
ストライクゾーンの違いもあり、そこに合わせきれなかった。低めの変化球に弱かった*3らしいが、ハイボールヒッターって感じもしないので…
スイングはやや上体中心で、バットが波打ってしまう欠点も。ブランクで失った打撃のタイミングを取り戻しきれずこうなってしまったのかなぁと。
一言
査定についての文章の長さは基本的に査定にかかった時間の長さと比例してます。
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