超異色の捕手から投手へのコンバート
ロナルド・ジェームス・ボトラ(Ronald James Bottler, 1933年8月21日 - )
再現年度…通年(1960年ベース)
・即戦力の投手と捕手が欲しいという要望で、グレン・ミケンズと共に1959年に近鉄へ入団した強打強肩の捕手。
・大柄な体格ながら細かいプレーも上手いということで期待され、1年目は主に4番や5番で起用され続けたが、パッとした成績を残せなかった。
・翌年には強肩を生かしてまさかの投手コンバート。それなりに速球が投げられたこともあり4勝をマークした。
・しかし3年目となる1961年は大きく成績が悪化し、この年限りで解雇された。
・自身は2年連続の首位打者に輝き、張本勲や野村克也にも影響を与えた助っ人、ジャック・ブルームを紹介したことでも知られる。
査定
球速
直感。自分が一番しっくりくる球速にしただけ*1。
スタミナ、回またぎ○、スロースターター
だいたいこれぐらい。
先発よりもロングリリーフの方が向いていたっぽい。先発中心だった1961年を見ても1~3回の失点が多い。
変化球
スライダー>カーブ>>>チェンジアップくらい?
信憑性はあまり高くないが、内角に沈む球を持っていたという記述もあったのでサークルチェンジに。
クイックF、軽い球、シュート回転
投手転向要素。
力配分
ビジネスとして最低限の仕事はこなすという意識を持っていたらしい(本業の野手に戻りたかったというのもあったと思われる)。
また、被本塁打を見ても強打者には意外と打たれてなかったりする。
守備力、守備適正、キャッチャーF
守備から試合に出場することもあったほどで、それなりには守れた模様。
来日前までに捕手以外のポジションについたことはないので、捕手適正を最大にして言語の壁もあったためキャッチャーはF、一塁手適正は一段階下げた。
言語の壁さえどうにかできれば捕手専任も出来たんじゃないかなぁ…
チャンスC
1959年は8本塁打に対して45打点で多く感じられる。
また、(低打率で本塁打数はチーム2位タイながら)4番として起用され続けたのには勝負強さがあったからではないかなぁとも*2。
ラインドライブ
打球が速かったらしい。
一言
ボンナより作るのに苦労しました。
ロンもボトラもなかったので音声はなしになってます。ロナルドにするのは何か違った。