西武黄金期を支えたシリーズ男
安部 理(あべ おさむ、1962年12月19日 - )
再現年度…1988年(打率.263 8本塁打 49打点)
・東北高校では、一塁手として甲子園に4度出場。「東北の掛布」の異名を持つ強打者だった。
・1980年のドラフトで、西武から4位指名を受けて入団。入団後は二軍暮らしが続いたが、1983年のアメリカマイナーリーグのサンノゼ・ビーズへの野球留学を経て、1987年6月13日の対南海ホークス戦でプロ入り初本塁打となる満塁本塁打を放ち頭角を現す。同年の日本シリーズではAK砲の後続の5番打者を任され、1988年の初アーチも満塁本塁打を放つなど、チャンスに強いバッティングを遺憾なく発揮し、一躍全国のファンに名前を売った。
・西武黄金時代にはレフトの準レギュラー、代打として黄金時代を支えた。ペナントレースでは不振でも、日本シリーズでは打ちまくり「シリーズ男」と言われた。特に巨人の桑田真澄に強かった。
・チームの若返りに伴い1996年オフに戦力外通告を受け、近鉄バファローズの入団テストを受けて合格。藤井寺球場近辺の寮で単身赴任しつつ若手選手を育て、1997年は好成績を挙げ復活した。近鉄では主に一塁手や代打として活躍、吉岡雄二が台頭した1999年限りで現役を引退。
・現役最終試合は9月23日の西武ドームにおける古巣・西武戦であり、試合終了後、西武・近鉄両軍ナインが安部を胴上げして18年間にわたる現役生活への別れを労った。その為、この胴上げは多くのプロ野球ファンを感動させた。
査定
まぁ、いいかなって。
一言
選手としても人気があって若手選手の育成も出来る人ってそうはいないよね。