相手のバットをへし折るためだけに開発された悲しきロボ投手
Type-D(タイプ D、製造番号:pDJB-58)
・ダイジョーブ博士とはまた別の、とある野球科学者が開発したpDJBというシリーズのうちの一体。
・pDJBというシリーズは彼の手によって作られたものだが、それはダイジョーブ博士が作ったDJB-78のデータを独自の技術でハッキングしコピーしたものをベースに、DJB-78そっくりに作った盗作(plagiarism)のDJBである。
・彼は試行錯誤を重ねながら、さまざまなタイプのロボ投手を作ってはテストし、また改良してを繰り返して理想の投手を作ろうとしていた。しかし、ハッキングは出来ても0からロボ投手を作り上げることが出来ない彼はバッテリーやメモリの限界に直面し、行き詰まってしまう。
・そんな中、半ば投げやりで開発したのが「打者のバットを粉砕する」ロボ投手である。
・ベースとなるDJB-78から球速とスタミナを落とすことで消費電力を削り、その分の電力を球を重くすることにつぎ込む。さらに変化球を捨て、直球の回転数を落とすことで細かい調整に使われていたメモリを削り、内角に正確に投げ込めるように改良する。こうして生まれたのがType-Dである。
・ベースからかけ離れたセッティングにしたため、バッテリーの充電にかかる時間の改善は出来ず、投球以外のスペックも落とすことになってしまった。
・だがこのType-DもDJB-78が元となっているため「野球が楽しい」という感情を持ってしまっていた。しかし自らの親がこれ以上苦しまないようにするには自分に与えられた力をただ100%発揮し続け、少しでも有益なデータを後継機に残すという使命を全うするしかない。
・Type-Dは彼のため、感情をその冷たい鉄の身体の奥にしまい込み、今日も淡々とバットを粉砕していくのであった…
能力
全般
上述した通り。
球速安定とポーカーフェイスは本家そのまま。
オリ変はこんなん(強い) pic.twitter.com/Ad0nKrwBCi
— 怨霊(´・ω・`) (@glasses_ghost) 2019年8月8日
一言
長々と書いてますが細かいところはほとんど書きながら考えました。
元々は室伏広治をモデルにした「陸上競技をやってたけど始球式でものすごい球を投げたのがきっかけでプロ入りした選手」を作りたいなぁと考えてたのが、設定も固まらんわ赤本も集まらんわで諦めてました。で、ふと思い立って設定を練り直して今に至るというわけです(?)。
継承はめんどくさいので怪物球威とオリ変は真っ当にイベント進めて取りました、頑張った。
BreakのBのつもりだったけど圧し折るとかいう意味もあるらしいからDestroyのDに変更 https://t.co/z7FhZC72sl
— 怨霊(´・ω・`) (@glasses_ghost) 2019年8月8日
こういうこともあった。