"クレイジー"ライト
クライド・ライト(Clyde Wright, 1941年2月20日- )
再現年度…1976年(8勝7敗 防御率3.32)
・カーソン・ニューマン大学で活躍し、ドラフト指名を受けミネソタ・ツインズに入団。カリフォルニア・エンゼルス移籍後の1966年にメジャー初登板。この試合では4安打完投勝利を収め、1968年には10勝6敗の好成績を残す。
・翌年は不調で1勝8敗に終わるが、チームメイトのジム・フレゴシの勧めで現在でいうウインター・リーグに参戦。そこでスクリューボールとチェンジアップを習得し、1970年には22勝12敗、防御率2.83の自己最高の好成績を記録し、ア・リーグカムバック賞を受賞。7月3日のオークランド・アスレチックス戦ではノーヒット・ノーランを達成したが、これはエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム開場初のノーヒッターとなった。
・その後も移籍もありながら3年連続で2桁勝利をあげるなどの活躍を続け、メジャー通算100勝も達成。
・1976年4月28日、巨人にMLB出身の外国人投手として球団初の入団が決定し、5月6日に来日して、3シーズンにわたってプレーした。普段は好人物なのだが、気性の激しさから「クレージー・ライト」と呼ばれ、審判や相手打者とケンカするだけでなく、自分のユニフォームを引きちぎってしまった事や、カメラマンのカメラを取り上げて叩き潰してしまった事もあった。1978年7月15日に事実上の退団が決定、翌16日に現役引退が正式に決まった。
・引退後は実業家に転身し、CLYDE WRIGHT'S TENNESSEE BAR-B-QUE を経営。ジャック・ダニエルズを隠し味にしたポーク・サンドイッチをエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムで販売しており、長蛇の列ができている。
・2018年4月29日に放送されたサンデーLIVE!!ではエンゼルスの球団職員と紹介されていた。
査定
球持ち○
メジャーでノーヒットノーラン。
野手能力
適当。
一言
キレすぎ。