王貞治に756号本塁打を打たれた"ジャンボ"
鈴木 康二朗(すずき やすじろう、本名:鈴木 康二郎(読み同じ)、1949年4月18日- )
再現年度…1978年(13勝3敗 防御率4.11)
・1972年にドラフト5位でヤクルトに入団。
・1975年に一軍初登板を果たし、翌年には先発ローテーションに定着。
・1977年9月3日に王貞治から756号本塁打を打たれ有名になってしまった。王貞治に世界新記録となる756号を打たれた投手には「サイパン島ペア旅行券」をプレゼントされることになっていたが、プロとしての意地から受け取りを拒否した。
・1978年には最高勝率投手となり、球団初のリーグ優勝・日本一に大きく貢献した。
・1983年近鉄に移籍後はストッパーとして活躍(ヤクルト時代の再現なので細かい説明は割愛)。
査定
変化球、シュート回転
多用したシンカーは「曲がりすぎて入らない」こともあったという。
当時には珍しく、カットボールのような動く球を投げたらしいが、投げる球はほとんどがクセ球で左右に動いていたらしいので、カットボールと統合してムービングファストを採用。
サイトによってはシュートも投げていたという記述もあるが、当時はシンカーという表現が浸透していなかったはず(落ちるシュートと言われたりしていたはず)なのでシンカーの変化量を上げ、シュート回転追加。
打たれ強さB
本人へのインタビューで王貞治のメモリアルアーチを打たれた日の夜は悔しくて一人で飲んだが、次の日には気持ちを入れ替えることができたという。
実際、1977年にも14勝を上げている。
勝ち運
最高勝率から。
意外と勝ってる。
一発
被本塁打率1.645。
被本塁打数リーグトップ。
打撃能力
打撃がいい投手として知られるが、1978年は打率.119 0本 9打点と打てていないため低めに設定。
一言
意外と勝ってるんですよね。
王貞治に756号を打たれた投手としてのイメージが強すぎるのは仕方がないことかも知れませんが、メジャーでも通用しそうと言われるほどの選手だったらしいので、好投手としてのイメージがもっと広がって欲しいですね(何様)。