負けない男
中田 良弘(なかだ よしひろ、1959年4月8日 - )
再現年度…1985年(12勝5敗 防御率4.23)
・その顔立ちから和製トラボルタとも呼ばれた投手。
・1980年に阪神からドラフト1位指名で入団。
・1年目から中継ぎを中心に38試合に登板。6勝5敗8S、防御率3.30となかなかの成績を残す。
・その後はケガなどもありほとんどを棒に振ったシーズンもあったが、1年目の7月21日に勝利投手になって以降、1985年途中まで負けなしの18連勝を記録した。
・1985年はリッチ・ゲイルに次ぐ12勝を挙げ阪神21年振りのリーグ優勝に貢献した(球団初の日本一にも輝いたが、日本シリーズでは大した活躍が出来なかった)。
・その後は再び故障で低迷したが、1990年に抑えとして10勝6Sを挙げ再起、野田浩司の代役としてオールスターにも出場した。
査定
スタミナ
完投数から少しだけスタミナ↑。
変化球、ノビF、リリース○、変化球中心
スライダーを中心に打たせて取る投球。
打たれ強さB、勝ち運
何だかんだ負けがつかないピッチングとLOB%から。
能力などから勝利の星にすることも検討したが、当時の阪神はバース・岡田・掛布のバックスクリーン3連発に象徴されるニューダイナマイト打線と呼ばれる強力打線を擁したチームだったことから勝ち運に。
クイックC、テンポ○
投球のテンポがよく、守備に負担をかけなかった。
一発、軽い球
球質は軽め。
被本塁打率も1.897と普通に高い。
一言
防御率4点台で12勝はロマンなようなものがあるよね。
トラボルタさんは知りません。